Month: June 2019
テグレトールは通販で購入できる?

てんかんや躁鬱病で病院へ行くのは、なにかとストレスになりがちで、放置して悪化させてしまう場合があります。 通院したり診察を受けたりする時間や費用も少なくありませんが、身の回りの人に知られるのが恥ずかしくて、なおさら億劫になってしまうこともあります。 よく効く薬が簡単に入手できれば便利ですが、抗てんかん薬のテグレトールは処方薬となっていて、原則として医師の処方箋がないと購入できません。 しかしテグレトールをはじめとする処方薬を処方箋なしで、通販で購入する方法があります。 それは個人輸入代行業者を使う方法です。普通の通販サイトで処方薬を売り買いすることは違法ですが、個人輸入という形であれば、まったく合法的に購入できます。 個人輸入とは、海外の医薬品を本人が使用する場合に限って、自己責任で購入してよいという制度です。 面倒な輸入手続きは業者がすべて代行してくれるので、利用者は欲しい薬の数量をサイトから注文するだけで済みます。 輸入品ということで品質や消費期限を気にする方がいるかもしれませんが、信頼できる個人輸入代行業者を利用すれば、正規品のテグレトールを速やかに発送してくれるので安心です。 まとめ買い割引などを使って、費用を節約することもできますし、なにより診察費や交通費がかかりません。 また個人輸入では、国内で販売されていない安価なジェネリックを入手できることもメリットです。 通販で購入できるテグレトールには、100mg錠や200mg錠などがあります。 てんかんの症状を抑える場合の服用方法は、はじめは1日あたり200mg~400mgを1~2回に分けて服用します。 症状に応じて少しずつ増量していきますが、1日あたりの最大服用量は1200mgとされているので注意してください。 躁鬱病を改善する場合も同様の服用方法となります。三叉神経痛の緩和には、最初の服用量は同じで、1日最大800mgまで増量できることになっています。 テグレトールの効果と副作用 テグレトールがもたらす効果として主となるのは、脳の内部で神経の過剰な興奮を抑制することにより、てんかんの症状を緩和する効果があります。 てんかんにも色々な症状がありますが、テグレトールは運動機能の一部が麻痺したり、感覚異常を来したりする部分発作に良く効くとされています。 反対に全般発作のうち、欠伸発作や脱力発作やミオクロニー発作には効果が期待できません。 興奮を抑える作用があることから、テグレトールは躁鬱病の躁状態を改善するためにも用いられます。 躁鬱病だけでなく、統合失調症などの精神疾患から発生する興奮状態を緩和し、気分を安定させるのに効果的です。 また顔面の神経の伝達を抑制し、三叉神経痛の痛みを和らげる働きがあります。 テグレトールで比較的よく見られる副作用として、めまいや眠気やふらつきなどが挙げられます。 特に飲みはじめの時期には、自動車の運転などに注意してください。 また発疹や粘膜のただれ、喉の痛みや口内炎などの症状は、重い皮膚障害の前兆となる可能性があります。 ほかにも肝障害や腎障害、アナフィラキシーショックなどの恐れが皆無とは言えません。 確率は非常に低いですが、気になることがあれば早めに医師の診察を受けましょう。 アルコールやグレープフルーツジュースを一緒に飲むと、副作用が強まる恐れがあるため注意してください。 セイヨウオトギリソウを成分とするサプリメントは、テグレトールの効果を弱める働きがあります。 ほかにも飲み合わせの悪い薬が多いので、他の病気を治療中の方は医師に相談したほうが良いでしょう。 またテグレトールは急に服薬を中断すると、症状が重くなる場合があります。決められた用法や用量を守って、定期的に服用することが大切です。

2019年06月30日
てんかんの原因は症候性てんかん?

脳に何らかの障害や傷が有り、それが原因となるてんかんを症候性てんかんと呼んでいます。 小児期に発病する事が多く、先天性奇形、出産時およびその前後の異常による脳損傷、頭部外傷や脳の髄膜炎、脳炎などの感染症、低酸素性脳症、熱性けいれん、遺伝性代謝異常症が原因となる事が多いです。 但し成人であっても脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷、アルツハイマー病のような神経変性疾患が原因となり症候性てんかんを発病する事もあります。 人間の脳を縦に割ってみると表面を覆うように全体の八割を大脳が占めており大脳は機能別に前頭葉、後頭葉、側頭葉、頭頂葉と分類されます。 そして中心部に大脳に覆われて間脳、中脳、橋、延髄と繋がっており、この部分を総称して脳幹と言います。そして脳幹と背中合わせの位置に小脳が有ります。 これらの脳部分は全て神経細胞という細胞で構成されており、神経細胞は通常は規則正しいリズムで穏やかな電気的活動をする事によって体の各部位から信号を受け取って指示を出しているのです。 そして、体のどの部分と連動しているのかは脳の部位によって決まっており大脳部分では以下の通りです。 前頭葉(主に思考や判断をし、行動に移す機能) 頭頂葉(主に知覚や感覚担当です) 側頭葉(聴覚や記憶、言葉の理解を担当しています) 後頭葉(視覚を担当しています) 脳幹部分は以下の通りです。 間脳(新陳代謝、体温調節、呼吸などを担う自律神経の中枢です) 中脳(視覚や聴覚の反射と体の平衡や姿勢を保つ中枢です) 橋(睡眠に関わっています) 延髄(循環、呼吸のコントロールや咀嚼、嚥下、嘔吐、発声の中枢です) 小脳(運動の強さやバランス調整を行なっています) 症候性てんかんは過去に脳のどこかに病気が原因で神経細胞に傷や障害が残ってしまい何らかのきっかけで、それらのキズや障害が原因となり通常の電気信号が大きく乱されてしまう事で発作が発生します。 電気信号が乱された神経細胞が脳のどの部分の神経細胞かで発作の内容が変わって来ます。 しかし症候性てんかんはてんかん患者全体数から見ると少数派で、大部分は特発性てんかんという別の種類のてんかんになります。 その他てんかんの原因には特発性てんかんがある 症候性てんかんは過去の病気が原因で起こる物ですが、そういった病歴や所見が全く無いのにてんかんが起きる場合が有り、これを特発性てんかんと言います。 全体数としては特発てんかんの方が患者数は多いですが原因は未だに分かっていません。 症候性てんかんが小児に多いのに対し特発性てんかんは年齢を問わずに発生する傾向に有り特に何等かの誘因により発病する事が多いのではないかと推測されています。 発作を起こす誘因となる物がいくつか知られており、以下の通りです。 心理的ストレス(精神的不安感、環境変化) 身体的ストレス(過度の疲労、睡眠不足、何等かの感染症にかかる等) 飲酒(飲酒量とは関係無く酔いから覚める時に発作が起こる事が多い) 光刺激(激しい光の明滅にさらされる) これらの誘因は小児期にも発生し得ますが、むしろ大人になってから経験する事が多いのが特徴で現在は発作を誘引する物として知られていますが原因となっている事も考えられますので日常生活では出来るだけ、これらの要因を排除するか軽減した方が安全です。 また一部の薬剤は発作を起こしやすくする事が知られています。 抗うつ薬、抗精神病薬、気管支拡張薬、抗菌薬、局所麻酔薬、鎮痛薬、抗腫瘍薬、筋弛緩薬、抗ヒスタミン薬、ステロイド剤等ですが、これらの薬剤の全てが誘因作用を持つのではなく、これらの薬剤が含んでいる一部の成分が誘因となっているので、それらが入っていない薬剤であれば問題はありません。 もし、てんかんと診断された場合に別の疾患で病院に行ったり薬局で薬剤を購入したりする際は医師や薬剤師にてんかんである事を事前に告知しておけば、誘因成分を含まない物を選んでくれます。 てんかんは発作が一回、起きただけではてんかんとは診断されません。 二回以上、同じ発作が起きた時にてんかんと診断されるのです。もし一回でも発作があった場合は上記の誘因にお気を付け下さい。 また既にてんかんと診断されている方も上記の誘因は避けるようにして下さい。

2019年06月15日
てんかんの主な症状とは?

てんかんは、突然意識を失ったり、けいれんを起こしたりする発作が主な症状です。 突然に始まり、手足を伸び縮みさせ、ガタガタもしくはピクピクッと手足をふるわせるけいれんがおきます。 一回のピクピクッとするけいれんは、強かったり弱かったりと波があり、強さはさまざまです。 腹筋が収縮するほど強いけいれんが起きることもあり、その時には、無意識ながら、けいれんの合間に体をふるわせながら「ううっ」といううめき声を伴うこともあります。 けいれんは、一定のリズムで細かく続きますが、数十秒で終わることが多いのが特徴です。中には1分以上けいれんが続くこともあります。この間、当人はまったく記憶がありません。 口を堅く食いしばるために、口や舌の中を強く噛んでしまい、口の中をけがをすることもあります。 手足や全身がかたくつっぱり、体はのけぞり気味になり、呼吸が止まってしまいますが、徐々に呼吸は戻っていくのが普通です。 口から唾液を泡状に多量に噴き出すこともあります。 発作の後は、30分から1時間程度眠りに入ることもあります。 眠りから目覚めた直後は意識がもうろうとして、足元がおぼつかなく、ケガをしやすいので、注意が必要です。 意識が戻ったあと数分間で、患者さんはほぼ正常な状態に戻ります。患者さんは、けいれん発作が起こった当時の事はまったく覚えていないのが普通です。 発作の後、特に症状が無ければ、普通の日常生活に戻れますが、中には頭痛、吐き気、体の違和感や筋肉痛を訴える人もいます。 発作が起きる前に、患者さんは体の違和感やある種の感情を感じることがあります。これを前兆、もしくはオーラと呼んでいます。 オーラは必ずしも全部のけいれん発作に現れるわけではありませんが、オーラはけいれん発作を予測する重要な手掛かりです。 オーラは、幻聴やわけのわからない不安感やパニック症状、回転性のめまいや幻覚、あるいは異臭や味の異常を感じることがあります。 小児によるてんかんの症状の特徴 小児によるてんかんは、生まれつき脳の機能に異常がある症候性てんかんと、脳波を調べても全く異常がない突発性てんかんとの二つに分けられます。 小児のてんかんのほとんどは、症候性てんかんと考えられています。 小児のてんかんは、新生児のころから現れるものがありますが、ぐったりするといった、見分けにくい症状の場合もあり、てんかんと診断がつきにくいことがあります。 脳波を調べても特に異常がない場合もかなりのケースで存在します。新生児に発症するてんかんは、悪化する場合があり、早期の診断がとても大切です。 小児のてんかんの特徴として、欠神発作があります。欠神発作は、話をしているときに突然意識がなくなり、動作がとまる症状です。 時間としては数十秒であり、周囲の人が気が付かないこともあります。その他落ち着きがない、集中力がない、ぼんやりしている、などといった症状を伴うこともあります。 また、おじぎするような動作を繰り返す点頭てんかんを発症することもあります。 難治性のてんかんでは、幼児期から小児の時期にかけて発生し、脳の検査をすると、特有の異常な脳波が出現します。 睡眠時に症状が起こることが多いのが特徴です。症状としては、腕を上にあげる、体全体を反り返らせる、眼球が上に上がる、などの症状が現われます。 座っているときや立っているときに、突然体の緊張がゆるみ、崩れるように倒れるために、怪我をすることもあります。 患者の多くは知的障害を伴うことが多く、成人してもてんかんの発作が残っていく場合がほとんどです。 しかし、小児期に比べると発作は減っていきます。患者さんの9割ほどに知的障害が残り、6割には重症の知的障害が残ります。

2019年06月04日