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ラミクタールを服用すると太る?副作用は?

2019年11月19日

ラミクタールはてんかんの発作や双極性障害などの病気を治療する薬です。
躁うつ病と診断されて、精神科でこの薬を処方してもらっているという人もいるのではないでしょうか。

ラミクタールは安全性の高い薬ですが、いくつか副作用があることが報告されています。
その一つとして、この薬を飲むと太るということを聞いたことがある人もいるかもしれません。
一般に、精神科で処方される向精神薬を飲んでいる人は、体重増加が起こりやすいと言われています。
しかし、薬の働き方はそれぞれであるため、一概にどうして太るのか、どれくらい太るのかと言うことはできません。
向精神薬を飲んだときの太りやすさは、薬の種類によっても異なりますが、体質や性格などにも負うところがあります。

では、ラミクタールを飲んだ場合にはどうして太るのでしょうか。それには、主に次の二つのことが関係しています。

まず、ラミクタールを飲むと食欲が増加するということがあります。これは、うつ傾向が抑えられるために行動的になるからです。
よく体を動かすようになってエネルギー消費が増えれば、それだけ食欲も増加することになります。

また、ラミクタールには体の代謝を抑える働きがあることも原因の一つです。
なぜ代謝を抑えるのかははっきりとしていませんが、代謝が抑制されることによって皮下脂肪がつきやすくなります。
そのため、ラミクタールを飲むとどうしても太ってしまうという人は、食事のメニューを見直すことや、適度に運動することを習慣づける必要があります。
普段から運動することを心がけていれば、その分太りにくい身体にすることができます。
筋肉が増えることによって体内でのエネルギー消費量が増えるため、皮下脂肪も燃焼しやすくなります。

気になるのは、ラミクタールを飲んだ場合にはどれくらい太りやすいのかという点でしょう。
ラミクタールは、その他の向精神薬とくらべて特別に太りやすいというわけではありません。つまり、副作用としての体重増加には個人差があると言えます。

その他の副作用は?

ラミクタールには、体重増加以外にも以下のような副作用があることが知られています。
しかし、全ての人で同じ症状が出るわけではないという点には注意が必要です。

まず、ラミクタールによってよく起きる副作用としては、皮膚症状を挙げることができます。
人によっては、この薬を飲んだときに皮膚がかゆくなったり赤くなったりすることがあります。発疹や発赤のほかにも、口のなかがただれたり、喉が痛くなったりすることもあります。

これらの症状は主に目や皮膚などの粘膜の部分に現れやすくなっています。
重症化することは稀ですが、他の薬と併用している場合や子供では症状が出やすくなります。とくに飲み始めのころには発疹や発赤などの症状が出やすいです。

また、人によっては眠気やめまい、頭痛などの症状が出ることがあります。吐き気や、物が二重に見える複視の症状が起きるケースもあります。
もし意識がはっきりしなくなってぼんやりするような場合には、自動車の運転や危険な作業をすることは避けたほうが良いでしょう。

他の薬と併用している場合や、アルコール類を飲んだときにも、副作用が強くなり、症状が出やすくなることがあります。
アルコールは禁忌ではありませんが、ラミクタールの血中濃度を不安定にしてしまうため注意が必要です。

また、ラミクタールを過剰に摂取した場合には、躁状態が強まってしまうリスクがあります。
これは、他の向精神薬に比べてラミクタールが鬱を抑える働きが高いためです。
過度に行動的になってしまうようであれば、この薬の服用量を加減したほうが良いかもしれません。

しかし、急に薬を飲むのを止めてしまうと、重いてんかんの発作や、双極性障害の症状が悪化することがあります。
もしこういった副作用が出た場合には、なるべく早く病院の先生に報告して指示を仰ぐようにしてください。